チカッパ!でMovableTypeしよう!(MovableType4.0日本語版対応)-SQLite対応版

2007/08/10 BY CHEEBOW(Motokazu Sekine)

必ず手順に従ってください。
そうすればきっとちゃんとできます


■本体を入手する

まず、本体を入手しておきましょう。
MovableType本体は、http://www.ecbuyers.com/b2c/link/sixapart/musyou_personal/の下のほうにある、「利用許諾に同意し無償ダウンロード受付画面へ進む」ボタンを押します。
名前とメールアドレスの入力をして、「次へ」ボタンを押し、確認画面で「申込」ボタンを押すと、数分後にダウンロードするためのURLが書かれたメールが届きます。
そのURLにアクセスすると、「ダウンロード認証キー」 の入力を求められるので先ほどのメールに書かれている「ダウンロード認証キー」を入力して、「次へ」ボタンを押し、確認画面で「ダウンロード」ボタンを押すと、ダウンロードが始まります。

■ファイルを解凍する

入手した、
MT-4.0-ja
を解凍します。
解凍ソフトは、 Lhasa等がいいんじゃないかと思います。
いくつかの解凍ソフトでは、 解凍時にエラーが出る場合もありますが、ほとんどの場合、問題は無いみたいです。

サーバへのアップロード

さて、ファイルをサーバにアップロードします。この作業にはFTPクライアントソフトを使います。
FTPの設定とかわかんないっすよ、というヒトは、
各種FTPソフトの設定方法
を見るといいと思います。

というわけで、FTPソフトを設定して、自分のディレクトリにつなぎましょう。
つながったら、MovableType本体を格納するディレクトリを作ります。
自分のディレクトリにcgiディレクトリを作り、その中にmtディレクトリを作るわけです。

出来たら、mtディレクトリにMT-4.0-jaを解凍して出来たフォルダの中のファイルをすべてアップロードします。
この時、FTPソフトの設定でPASVモードを指定するようにしてください。
この作業にはちょっと時間がかかります。一服しましょう。

アップロードが終わったら、mtディレクトリのすぐ下にある.cgiの拡張子を持つ、すべてのファイルのパーミション(属性)を「700」にします。

続いて、mtディレクトリの中にdbディレクトリを作成します。これ、重要です。

POINT!
  • FTPソフトでPASVモードを指定するように!
  • パーミッションは変更した?
  • dbディレクトリは作った? これ、忘れる人多い! 注意!

■MovableTypeのイニシャライズ

続いて、http://hoge.chu.jp/cgi/mt/ をWEBブラウザで開きましょう(hoge.chu.jpの部分は自分のドメイン名に読み替えてください)。特に問題なく動作すると思いますが、もし問題が起きたら、前までの手順をじっくり読み直してチェックしてください。

開始」ボタンをクリックします。

まず、システムチェックが行われます。「必要なPerlモジュールは揃っています。」と表示されるはずなので、「次へ」ボタンをクリックします。

データベース設定を行います。ここでは、データベースの種類として「SQLiteデータベース」を選択します。データベースのパスはデフォルトの「./db/mt.db」のままにしておきます。「接続テスト」ボタンをクリックします。「データベースの設定が完了しました。 」と表示されるので、「次へ」ボタンをクリックします。

メール設定を行います。メール送信プログラムとして「Sendmail」を選択します。sendmailのパスはデフォルトの「/usr/lib/sendmail」のままにしておきます。「次へ」ボタンをクリックします。必要であれば、テスト送信するメールアドレスに自分のメールアドレスを入力して「テストメールを送信」ボタンをクリックして、メール送信の確認をしても良いでしょう。

「Movable Type Publishing Platformの設定を完了しました。」と表示されれば設定は終了です。「次へ」ボタンをクリックします。

ではMovableTypeのインストールを始めます! まずは初期ユーザーアカウントの作成を行います。
ユーザー名メールアドレスパスワードを入力します。ユーザー名パスワードは、半角英数字を使うようにしましょう。使用言語は日本語のまま。パスワード再設定用のフレーズには他人に簡単に推測されにくいキーワードを入力しておきます。
表示する名前はMTで作成されたブログ上で投稿者名として表示されます。ユーザ名とは異なるものにしておくと良いでしょう。ここでは、日本語も使えます。
次へ」 ボタンを押します。

最初のブログを作成の画面になりますので、ブログURL、公開パスの「BLOG-NAME」の部分を、ブログを公開するディレクトリ名に変更します。ここでは「blog」としておきましょう「インストール」ボタンをクリックします。

データベースが初期化されていきます。現在の進行状況がめまぐるしくスクロールしていくはずです。
インストールが完了しました!
と画面に表示されれば、インストールは完了です。

Movable Typeにサインイン」ボタンを押しと、ログイン画面になります。
先ほど、入力したログイン名パスワードでログインします。

ダッシュボード画面が表示されます。これで、準備はできました。さっそくブログ記事を書いてみてください!

ブログは http://hoge.chu.jp/blog/ でアクセスできるようになります。

■データベースの保護

これが最後の作業です。
このままでは、データベースが外から見えてしまう状態です。このままでは問題がありますから、MTをインストールしたディレクトリの下の「db」ディレクトリの中にある「mt.db」ファイルのパーミッションを「600」に変更します。

というわけで!
おめでとうございます!&おつかれさまでした。