これは、僕が大学一年の時に書いたものです。原稿用紙で、大体100枚くらいの中編で、「コバルトノベル大賞」に投稿しました。はじめての投稿で、いきなり二次選考を通過した(600人中の上位60人くらいのところまでいった)思い出の作品。あれがきっかけで、その後も何度も投稿することになるのですが……。
元々は、大学のサークル用に70枚くらいのものを書いて、それを、投稿用に100枚にしました。今回公開するのはこの投稿バージョン。
ファンタジックな青春小説です。
当時、島村洋子が好きだった影響か、やたら一文が短く、改行が多いです。これを、透明感が出るとか思って多用していた僕はなかなかおばかさんだと思います。(笑) あれは、島村洋子という天才だからなせるワザだったのに……。
とにかく、二十歳前の作品ですから、もう、笑えるくらい稚拙で若書きで、恥ずかしいのですが、あれから20年近くたって読み直してみると、所々、良いなーと思うところもあったりして、なかなかスリリングです(僕が)。
大学1年生の時の作品です。ファンタジーと言うよりはメルヘン。谷山浩子の同名曲をイメージに書いた短編です。とにかくこれはすらすらと書けちゃったもので、そのため、最初は思い入れの少ない物語だったのでした。けど、投稿した賞でもそれなりの評価(コバルト短編賞の「もう一歩の作品」)をもらえたりして、びっくりしました。友達にも好評だったし、僕が思っていたよりは、ちゃんと書けていたのかも知れません。あの頃の僕は自分で苦労したものの方が良い作品になる、と思っていたみたいです。
大学3年生の時の作品ですね。
雨色時計店の続編になります。前作が結構好評だったのと、時間テーマはとても好きだったので、僕には珍しくシリーズとなりました。ほんとなら、この次に「あんだんて」という音楽をやっている女の子が出てくる話を書くつもりだったのですが、それは、いまだに書いてません。
これも、コバルト短編賞の「もう一歩の作品」として雑誌にタイトルと名前が載り、ずいぶん嬉しかったのを覚えています。
これも、大学3年生の時の作品……かな?
奇妙な味の短編を、アルジャーノンに花束をみたいな文体で書いてみたら面白いかもと思って、書いた短編です。
自分では、割と綺麗に決まったと思うんですけど、今考えると、もう少し長くても良かったかもしれません。
この作品は、世にも奇妙な物語のノベライズを出していたところが企画したコンテストに出したんですが、その後なんの音沙汰もなし。結局、あれどうなっちゃったんだろう……。
大学4年生の時に書きました。
伏線はりまくりの恋愛小説が書けないかなーと思って書いてみたものです。
書き終えたときはかなりの自信作で、コバルト短編賞でまったく相手にされなかったのがとても悔しかったのでした。
その後、某小説家さんに見ていただいたのだけど、このテーマで賞を狙うのは難しいのではないかと言われました。僕自身にそういう思いはなかったにしても、あれを、こう使ってしまうと、確かに抵抗ある人はいるのかもしれないです(ネタばれ防止のため曖昧な書き方してます……)。
ただ、個人的には、お気に入りの一編だったりします。
就職してから書いたショートショートです。
このネタは学生のときからずっと暖めていたんだけど、どう料理するのが一番いいのか分からずに放置していました。
ある日、こうやればいいんじゃない? というのに気づいて、ざくざくっと書いたのがこれです。
ま、でも、こういうネタはまとめるの難しいですね。
TEA PA.の斎木恵佳さんに誘われて、百合系の合同誌を作ったときに書いたものです。
なにしろ、初めての百合ものなのでちゃんと百合ものになっているのかどきどきしながら書きました。
ほんわかな路線で、あまりディープにしなかったのはちょっと逃げだったかもしれません。
作品自体は、かなり評判も良かったのでうれしかったです。
今は亡き、Webマガジン「騒人」に寄稿したものです。
不思議な感じで笑える感じ、って言ったら筒井康隆! と思って、珍しく一人称が俺だったりします。
通勤電車が不思議空間に変わる瞬間を楽しんでもらえたらなーと思います。
地方FM局でラジオドラマをやることになった知人から、シナリオの作成を頼まれて書いたのがこれです。
小説版と読み比べてみるのも面白いかと思います。
地方FM局でラジオドラマをやることになった知人から、シナリオの作成を頼まれて書いたのがこれです。
これは、シナリオオリジナルで、最初からラジオドラマにすることを前提で書きました。
なので、結構、「音」に重点をおいて構成しました。
感想などいただけるとうれしいです。cheebow@gmail.com