2003年05月06日

無料のソフトウェア

この本の中で「結果的に無料であることと、無料のソフトウェアでは意味が違う」と書かれてる。たしかにそのニュアンスはよくわかる。が、今のWindows系ソフトのほとんどがパッケージ化されたバイナリの形式で公開されている中で、「結果として無料」というのはこのパッケージそのものなのではないのかな、と思ってしまう。となると無料のソフトとある意味等価であるわけで、「ソフトは無料、カスタマイズ(サポート)は有料」という形態のソフトははたしてフリーウェアなのかシェアウェアなのか、と悩んじゃうんですがどうなんでしょうね?

WEBを巡っていて見つけました。
僕の本を読んでくださったそうで、とてもうれしい!
で、見つけたのが上の文章。
いきなりTrackBackしてごめんなさい>ハハハハさん
もし、このエントリで気を悪くされたらごめんなさい。

この問題については、僕の書き方が悪かったのかなーと思います。
的確に伝えられない自分の文章力を反省しつつ……。

というわけで、「結果として無料」であると言うことの意味について、ちょっと補足します。(本来ならこういうこと書籍に書いておくべきなんですけども……)
僕にとって、フリーウェアは無料のソフトウェアではない、というのが前提になっていて、それがこの文の根っこにあります。
僕がフリーウェアを作る時、無料のソフトを作ろうと思ってスタートすることはありません。
もっとも。フリーウェアを作ろうとは思っているわけで、「結果として」無料になるわけなんですけど。
でも、正直な話、作ったフリーウェアに対して、カンパしてもらうとか金銭の授受が発生するのを僕は厭いません。
でも、かといってお金が欲しいのかと言われれば、そんなこともなく、ないならないでも全然構わないのですけども。
と、こうして書いてもなかなかうまく僕の考えが伝わるかどうかは分からないんですけどね。
感覚的な話になりつつ、でも強引にまとめちゃうと、無料であることに対してそんなに意識はしていないけど、「結果として無料」になっていると言うのが僕にとってのフリーウェアなのです。
って、うーん、やっぱよく分かんないかも知れないですねぇ。
……すみません。^^;

Posted by CHEEBOW at 2003年05月06日 11:18 | TrackBack
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