PalmがHandspringを買収し、PalmSourceをスピンオフさせる計画であることを、同社は6月4日（米国時間）、明らかにした。
一度別れて、再び一緒になる。
でも、決して元に戻るわけじゃないんだよね。
合併って言っても、あの頃のPalm社になるわけじゃなくて、そう考えると、複雑な気持ち。
Palmが売れちゃって、時代はPalmみたいな黄金期があって、でも、それはやっぱり過去のこと。
これからを目指すなら、今までのことは切り捨てちゃうくらいの気持ちで面白いものを作って欲しいなぁと思う。
今までのソフトウェア資産をすべて放棄した形ででもいいから、現在の「Palm」を作って欲しい。
あの頃の、シンプルと今のシンプルは違っているんだし。
合併が、飛躍になるならいいと思うけど、ただ過去の夢を引きずるだけなら、つまらない。
Palm用ソフトウェア開発者の端くれとしては、もし、新しいOSがPalmOSでなくなったとしても、それが本当に面白くて夢のあるものなら、ずっとついていきたいと思う。
あの頃、僕がPalmに感じた夢や面白さは、Palmが繰り広げる驚きにあったんだから。
また、驚かせて欲しいな。僕を。
Posted by CHEEBOW at 2003年06月05日 12:35 | TrackBack