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2005年11月 4日

- speakslyly - section.3 【私は如何にして心配するのを止めて結婚する(しない)ようになったか】

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このエントリーは、フリートーク企画、speakslylyのエントリーです。
speakslylyについては、こちらを見てください。

祐@KATATI.comさんからバトンを受けての、section.3、最終走者。
テーマは、『私は如何にして心配するのを止めて結婚する(しない)ようになったか』。


正直結婚する気なんてなかったのです。
なにしろ、僕は自由に飛び回っていたいし、好きなことだけやっていたいし、そういう人間は誰かと一緒に生活していくなんて出来るわけないと思っていたのです。
実際仕事も、会社員→フリー→友達と会社始める、みたいな感じだし、家にいる時はなんかしら作ったり遊んだりしているし、家庭的じゃないし、生活能力ないし。
付き合った人は何人かいるけれど、それでも結婚を前提にした付き合いってのは一度もなかったのです。5年間も同棲した時ですら、そういう話はしなかったし(向こうからも出なかったし)。

なので、本来なら、結婚なんてしてるはずはなかったのです。

じゃあ、なんで結婚したのかと言うと、「部屋に本が増えすぎたから」ってことになるんでしょうかね。
何しろ、僕は大の本好きで、その蔵書量たるやかなりのもの。引越し屋さんにはいつもびっくりされてしまいます。
で、今の妻と付き合っていた当時、僕は神奈川のアパートに一人暮らしをしていて、そこは、近所に猫もたくさんいて、僕が帰るといつも部屋の前で待っていてくれたりと、もう、幸せいっぱいの部屋だったわけですが、いかんせん古くて、やわそうな感じで、両親や、友人やらがとにかく心配するわけなんです。「その本で、いつか床が抜けるぞ!」と。ま、実際、そんなことはないだろうとは思いつつも、そろそろ引っ越してもいいかなーという気分でもあったので、いろいろ物件をさがしつつ、彼女(今の妻)に相談してみました。
で、いろいろと話してるうちに、「あ、一緒に住むなら、一部屋多いとこにするけどうする?」てな話になり、んじゃ、「一緒に住もうか」と。
で。
「一緒に住もうか」と話が出た時、僕の頭の中でふっとイメージされたのが、何十年かの未来に、彼女が僕の隣にいて、今と同じように笑っているイメージだったのでした。それは、なんだかとっても幸せで暖かいイメージで、あれれれ、と僕は思ったのでした。
もしかして、この人とずっと一緒にいたら幸せかも。
そう思ってしまったら、後はすぱすぱっと「結婚」の文字が浮かんできたのでした。
その後は、一緒に暮らすなら、親には言わないとねー。言ったらきっと籍を入れろって話になるよねー。だったら、結婚しちゃう?
そんな感じで、一気にことは進んでいったのです。

で、現在。
2度目の結婚記念日も過ぎ、結婚生活3年目に入りました。
あの時のイメージのまま、毎日平穏で笑って過ごしています。
きっと、これからもこんな風なんだろうなぁ、と思えます。
結婚して良かった? と聞かれれば良かったと答えられます。
これからいろいろあって、この生活を投げ捨ててしまいたい時も来るのかもしれないけど、少なくとも、今はそんな時が来ることは想像もできません。

今の僕の毎日は、とても素敵に幸せです。


さて、次からはsection.4です。
僕がトップバッターになります。
テーマは、「おとっときの1冊」。お楽しみに。

投稿者 CHEEBOW : 2005年11月 4日 18:31 このエントリーを含むはてなブックマーク

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