[読]でりばりぃAge
心安らげる場所を見つけてしまう少年少女の話というのは、ずっと僕が書きたかったのもので、その興味もあって読んでみました。
主人公と、「ローニンセイ」の会話は清々しくて良い感じ。
ただ、この作品、描写の強度が弱い感じがして、そのせいで、物語を十分に楽しめなかったような気がする。
描写されていることがそれ以外の発展性が無く、読者側で描写を楽しむことが出来ないような文章。
児童文学だからなのかもしれないけど、他の作家は描写そのものにもっとゆとりがある人も多いので、この作者、もしくはこの作品に独自なものなのかもしれない。
設定はとっても良かったので、そのあたりが残念。
投稿者 CHEEBOW : 2006年10月15日 14:32
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