« iPhone・iPadアプリ大賞2010!でAppBank賞いただきました! | メイン | 自作iPhoneアプリ「BPM」Ver2.20公開されました »

2010年12月15日

「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である」

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である
いしたに まさき
技術評論社
売り上げランキング: 72

[mi]みたいもん!のいしたにさんにアンケートを頼まれて、ほいほいと答えたら、こんな素敵な本になって返ってきました。

なにしろ圧巻の110名アンケート。全文公開されるんなら、もっとちゃんと書けばよかった! と思ったりしましたが(笑)
こんな有名ブロガーの中に僕がいるのも不思議な感じなんですが、みんなそれぞれ楽しい思いも辛い思いもしてきた人たちなので、そのアンケートの回答には、歴史が刻まれている気がします。
僕も、炎上や批判を受けて初めて分かったこともあったし、それがアンケートの回答にもなっています。

で、この本を読みながら自分のことについても考えてみたんだけど、僕がネットで成功したかどうかは別として「やめない人」ではあるなぁと、思ったのです。
プログラミングを始めたのは10歳のとき、漫画を描き始めたのは12歳のとき、小説を書き始めたのは15歳のとき。
それから、今まで時々休んだりもしながらずっとこれらの趣味を続けています。
確かに僕は一度始めたことを「やめない」人なのです。作品でもそうで、一度手をつけたら最後まで完成させることが多いです(例外は数作品ありましたが)。やめない、というより、あきらめない、いやにならない、なのかもしれないですが、どんなにその出来が悪くても、そこで悩んで投げてしまったりはしなかったんですね。とにかく、完成させて、それがダメでがっかりすることはあるけど、ほとんどの場合、その中から無理やりにでも「良いところ探し」をして、次の作品に生かしてきた気がします。

続けること、それ自体が才能だという人もいます。確かに、継続してなにかをするのは大変なことです。
でも、続けること=やめないこと と考えれば少し気が楽になります。
「やめる」と宣言しなければ良いのではないかと思うのです。やってない時間は、休んでる時間です。またやりたくなったら再開すれば良いし、そうやって、やめないでいるってことが実は結構大切なことなのではないかと思ったりもするのです。

投稿者 CHEEBOW : 2010年12月15日 11:51 このエントリーを含むはてなブックマーク

[ BOOK ]
【お知らせ】音楽に関することはこちらのブログで書いています。くじら音楽部::BLOG