2003年08月12日

万人受けより、「君」受けしたい

1人だけでも感動させられればいい

同感です。

読者の立場でも、みんながおもしろがる一般的な傑作よりも、自分ひとりにしか分からないかもしれないけど、自分にとっては最高傑作! ってのを読みたいと僕は思う。

書き手としての僕もそうで、小説にしろまんがにしろ、僕は常に仮想読者を想定して書くようにしている(もちろん、仮想ではなく、実在する人物であることもあるけど)。万人に受けるものってのは、どこかに作為を感じてしまう。それなりにみんなに受け入れられるものってのは技術力で何とかなるんではないかと思っているってのもあって。
みんながおもしろいねって言ってくれるものよりも、たった一人が泣いてくれる話を書きたいと思うし、生涯忘れられないようなものを書きたいと思う。
仮想読者の心にだけは、届くものを書きたいと思う。
ま、これは、理想で、実際はそういうものが書ける訳ではないのだけれど。

Posted by CHEEBOW at 2003年08月12日 17:47 | TrackBack
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