2003年09月01日

読書日記

ユタが愛した探偵 内田康夫 徳間文庫

なぜか、突然内田康夫を読もうと思い立つ。
どうせ読むなら、今度行く沖縄が舞台になってるのにしよう。
というわけで、読みましたよ。「ユタが愛した探偵」。

でも、うーん、結局のところ2時間サスペンス以外の何者でもない感じ。
よくも悪くも、サスペンス劇場的。
小説というには、あまりにも文章の密度が薄いし、物語もご都合主義。
キャラクタも魅力的には感じられず。
内田康夫は、デビュー後の数作はとても面白く読んだ記憶があるので、最近の作品の質が落ちたってことなんだろうか。
ベストセラーってことで、ファンも多いのかもしれないけど、僕にはかなり物足りなかった。

Posted by CHEEBOW at 2003年09月01日 23:54 | TrackBack
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