2004年08月13日

読書日記

三月、七日。
森橋 ビンゴ

おすすめ平均
淡い恋の話

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ヤングアダルト系、ラブストーリー。
ちょっと周りから浮いてしまっている、男の子と女の子が惹かれあっていくその過程はとってもうまいなぁと思った。
世界とうまく折り合いを付けられない彼らの日常ってのも丹念に書かれていて、これも僕の好みだった。

でも、物語は僕の好きな方向には進んでくれなくて……。
うーん。
なんか、無理にドラマ作ろうとしてないですか?
なにも、そんなに手垢のついた衝撃を用意しなくてもいいのに、と。
あのラストは、残念だったなぁ。
ま、あれを書きたかったのかなぁ、とも思えなくはないけど、でも、あれはちょっとあまりにも古いしありがちすぎる展開だったなー。
ほんと、残念だ。
前半が好きだっただけに、なおさら。

Posted by CHEEBOW at 2004年08月13日 10:50 | TrackBack
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