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2007年4月 2日

すべてのアーカイブでサイドバーを共通にする[ カスタマイズ ]

現在、レンタルサーバチカッパ!で、Aquarium RecordsというサイトをMTを使って構築しています。
先日、このサイトのリニューアルを行った際に、すべてのアーカイブで共通のサイドバーを表示させてみました。
このカスタマイズで、再構築の負荷も低くなるし、アーカイブごとの見栄えも揃えられるので、メリットが多いのではないかと思います。
具体的な手順は以下の通りです。

【追記】
その後、情報をもう少しすっきりさせたいということで、Aquarium Recordsのサイドバーは、結構シンプルなものになりました。

1.「.htaccess」ファイルをブログの公開ディレクトリに置く

今回のカスタマイズではPHPの機能を使いますが、リニューアル前のパーマリンクは崩したくありません。
というわけで、拡張子htmlのファイルでもPHPとして処理されるようにします。

以下の内容で「.htaccess」ファイルを作成します。

AddType application/x-httpd-php .php .php4 .php3 .phtml .html

作業する環境によっては、.htaccessファイルを作成できない場合もあると思うので、例えば、01.htaccessみたいなファイル名にして、前記の内容を記述し、サーバにアップロードした後に、リネームすると良いかもしれません。

2.サイドバー用のテンプレートを作成する

以下の内容でインデックステンプレートを新規作成します。

テンプレート名 : Side bar
出力ファイル名 : _side.html

テンプレートの内容 :

<$MTWidgetManager name="First Widget Manager"$>

すべてのアーカイブから、このテンプレートによって吐き出されるhtmlを読み込むことになります。
テンプレートの内容は、WidgetManagerを使うことで、簡単にモジュールを追加削除できるようにしてみました。

3.テンプレート内のサイドバー部分を変更する

メインページ、アーカイブページ、エントリー・アーカイブ、カテゴリー・アーカイブ、日付アーカイブを修正します。
サイドバーの部分を以下のように置き換えます。

<div id="beta">
  <div id="beta-inner" class="pkg">
<?php include("[ブログのサイト・パス]/_side.html"); ?>
  </div>
</div>

[ブログのサイト・パス]の部分は、ブログの公開ディレクトリの絶対パスです。
以下のような感じになっていると思います。

/home/sites/chicappa.jp/users/hoge.jp-moge/web/blog/

この場合、

<div id="beta">
  <div id="beta-inner" class="pkg">
<?php include("/home/sites/chicappa.jp/users/hoge.jp-moge/web/blog/_side.html"); ?>
  </div>
</div>

とするということになります。

すべて編集が終わったら、「すべて再構築」をしてください。
これで、すべてのアーカイブでサイドバーが共通化されます。






投稿者 CHEEBOW : 13:11


MovableTypeするならおすすめです!

2007年4月17日

Movable Type 3.35日本語版が公開されました[ アップデート, 全般 ]

Movable Type 3.35日本語版が公開されました。
セキュリティフィックスがメインの修正のようです。

アップデートはいつものようにまるっと上書きをおすすめします。

今回のセキュリティフィックスでは、すでにインストール済みのユーザの場合、単純にMTをアップデートするだけではいけません

コメント・プレビューテンプレートを手動で編集する必要があります!

詳細は、こちらを読んで欲しいのですが、ここでもやり方を書いておきます。

ブログのメニューから「テンプレート」→「システム」をクリックして、 「コメント・プレビュー」テンプレートを表示します。
そのテンプレートの中身について以下の修正を行います。

<input id="comment-author" name="author" size="30" value="<$MTCommentPreviewAuthor$>" />

この行を

<input id="comment-author" name="author" size="30" value="<$MTCommentPreviewAuthor encode_html="1"$>" />

として、

<input id="comment-email" name="email" size="30" value="<$MTCommentPreviewEmail$>" />

の行を

<input id="comment-email" name="email" size="30" value="<$MTCommentPreviewEmail encode_html="1"$>" />

とします。

<input id="comment-url" name="url" size="30" value="<$MTCommentPreviewURL$>" />

この行も

<input id="comment-url" name="url" size="30" value="<$MTCommentPreviewURL encode_html="1"$>" />

と書き換えて、保存すればオッケーです。
つまり、

value="<$MTCommentPreview***$>"

という記述を

value="<$MTCommentPreview*** encode_html="1"$>"

とするということになります。

今回のアップデートでは、テンプレートを修正しなければ、セキュリティフィックスは行われません!

あ、もちろん、新規インストールでは初期テンプレートが修正されているので安心してくださいませ。

3.35でも新規インストールは、
MovableTypeで行こう!: インストールしよう(ロリポップ編) Ver3.3-ja対応版 - SQLiteバージョン
MovableTypeで行こう!: インストールしよう(チカッパ!編) Ver3.3-ja対応版 - SQLiteバージョン
これと同じ手順でできます!





投稿者 CHEEBOW : 16:00