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2005年6月 3日

ニッポンのインターネットの歴史

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書
ばるぼら
翔泳社 (2005/05/10)
売り上げランキング: 60
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おすすめ度の平均: 5
5 歴史は個人史の集合体
5 教科書なのに
5 誰かがいつかやらなければならなくて、誰にも成しえなかった仕事

もう、すでにいろんなところで話題になっているこの本を先日買ってみた。
正直、ネットの歴史を見たところで、それほど面白いことなんてないんじゃん? って思ってたし、過去より、未来っしょとも思ってたし。
でも……。
ごめんなさい。それは大きな間違いでした。

この、驚くべき情報量の書籍からは、そこに描かれるもの以外の、例えば、あの頃の情熱や、憧れや、恋しさや、せつなさや、心強さが溢れでてくるのです。
なんてことなく使っていたブラウザや、よく見たサイトや、遊んだゲームやらなにやらの記述にあたるたび、僕の「あの頃」がくっきりと脳裏に浮かんでくるのです。
甘さも、苦さも含めて、自分がネットとどう付き合ってきたのか、そして、これからどうやって付き合っていこうか。
そんなことを考えさせてくれた一冊でした。

で、この本を読んだのをきっかけに、僕が最初にサイトを持ったのはいつだったのかなーと、思い返してみているんですが、はっきりしたことが分からない。
ただ、1995年の夏くらいに、雑誌で取材されていたりもして、たぶん、これよりは前だったのではないかと。
その当時は、リムネットで、その後彩ネット、DTIとプロバイダを変えつつ続けてきたのでした。
しかし、1995年からだとしても、もう10年!
ずいぶん、長いことやってきたんだなー、と感動。

投稿者 CHEEBOW : 2005年6月 3日 16:00 このエントリーを含むはてなブックマーク

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