[読]容疑者Xの献身
今年に入ってからの読書記録をつけるのをずっとさぼっていました。
ううう、いかんなぁ。
東野 圭吾
文藝春秋
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今年最初に読んだのは、東野圭吾のこの作品でした。
この作品が本格であるか否かという論争もあり、そのあたりの興味もあって読んだわけでした。
正直、ある作品が本格であるかどうかを判断するのは各自の「本格観」にもよると思うし、ある人が本格だと思っても、他の人は本格だと思わないという状況は別に不思議でもないです。
で、僕にとってこの作品はどうだったかというと、「本格」でした。
確かに、この作品を支えるトリックは伏線を張りにくく、そのため、アンフェアな感じもしないではないですけど、ただ、こう料理したからこその意外性でもあったわけで、本格に「フェア」よりも「意外性」を求める僕にとっては十分に本格なのでした。この手のトリックが大好きなので、その辺で甘くなっているのかもしれませんが。
とても、楽しく読めました。僕は。
投稿者 CHEEBOW : 2006年10月15日 13:05
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