「ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」を買った
秀和システム
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本屋で見かけて、財布の中身と相談して、一度はあきらめて帰ったものの、やっぱり、どうしても、欲しくて購入した。
なにしろ、5000円弱。高い。
そして、軽く腕力を鍛えられそうなくらい厚くて重い。
しかし、これ、ものすごい良書なんじゃないか?
まだ、そんなに読みすすめてはいないんだけど、とにかく、書きっぷりがいい。
ゲームを作るために必要な知識をもりもりと詰め込み、それをばっさばっさと解説していく。
「僕はこう書く、でも、もっといい方法は自分で見つけろ」なんて言ってみたりもする。
ゲーム作りをする新人を育てようとする、すごい熱気。
セガの新人教育カリキュラムから生まれたゲームプログラミングの解説書です。C++の初歩のスキルがある人向けに、パズルや2Dグラフィックスといった比較的簡単なゲームの作り方から、ゲームに絵を取り込む方法、シーケンス遷移、アクションゲーム、平面の衝突処理、入力装置のコントロール、サウンドライブラリの利用、回転や伸縮を解説し、最終的に3Dでロボットが弾を打ち合うゲームを作るまでを学びます。立体の描き方、ライブラリの作り方、処理速度が遅くないコードを書くためのポイント、立体の衝突処理、衝突処理の高速化、ローディング時間の圧縮、floatの使い方などの実用的なテクニックを詳解。サンプルコードを収録したCD-ROM付き。
ゲームプログラミングの本はいろいろ出ているけど、初歩と専門の間の全てを網羅した本ってのはそんなにない。
この本は、その一番難しいところをきっちり書いてくれている。
高いと思った価格も、読み進むうちに、全然安い! と思えてきた。
これだけの、知識をこんな金額で教えてもらえるなんて、むしろ夢のようだ。
ゲームプログラマを目指す全ての人に、マストバイ! だと言いたい。
......しかし、重いです(笑)
投稿者 CHEEBOW : 2008年11月18日 11:02
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