「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」を読んだ
毎日コミュニケーションズ (2010-02-23)
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やはり重要になってくる
企業活力の源泉はコミュニケーションにある
ちょっと、今出ているTwitter本とは毛色が違うっぽいぞ、ということで、読んでみました。
Twitterを使って社内のコミュニケーションが活発になる! というのがこの本のメインテーマ。
「儲かる」とタイトルにありますが、いわゆるTwitterマーケティングとかTwitterでPRとか、BtoCだったりBtoBだったりって話ではありません。
正直、僕自身、TwitterってマーケティングやPRにそれほど向いたメディアだと思っていないのです。いつになっても、成功例としてDellとフジヤカメラの名前が出てくるってことは、それほど成功例が多くないってことなんじゃないかなと思ったり。
じゃあ、Twitterをビジネスに生かすにはどうしたらいいの? というと、やはり社長Twitterとか社員Twitterみたいな方向性なんじゃないかなと思うのです。
この本では、そのあたりに絞って書かれています。
最初は、社内を活性化させるならTwitterとか使わないで、社内だけで完結するツールの方がいいんじゃない? とも思いました。
機密情報がうっかり外部に漏れちゃうとか、書いちゃいけないことうっかり書いちゃうとか、ありそうだし。
でも、そのあたりもこの本ではフォローされていて、公開されているからこそのメリット、出すべき情報とそうでない情報の線引きについての方法も書かれていました。
Twitterという「ツール」を会社のために役立てるにはどうしたらいいのかってことに興味のある人は読んでみるとよいなーと思います。
ただ、実際には「iPhoneとツイッターで会社は活きる」であって、儲け話は出てこないんですよね。
会社が活性化すれば結果として会社が儲かるというロジックではあるのだけど。
ま、しかし、新書はタイトルのインパクトが勝負ってところもあるので、仕方ないのかもしれませんが。
そこだけが、残念でした。
投稿者 CHEEBOW : 2010年2月23日 14:54
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