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2011年1月 3日

あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!
ことしもよろしくおねがいします!

このヒビノアワも明日で8年目!
いやはや、やめない人だなーと思いました。

去年もいろいろやりました。

ヒビノアワ: 2010年のまとめ

今年も、いろいろがんばりたいです。仕事も趣味も!
趣味の方では音楽以外に、小説もがんばりたいと思ってます!

どぞ、よろしくお願いします。

投稿者 CHEEBOW : 11:41

[ MONOLOGUE ]

2011年1月16日

今年流行るもの

僕が興味を持ってから2年くらいすると、それが流行るということが多かった気がします。例えば、個人ホームページとか、PDAのPalm、ブログ、Twitterなどなど。
つまり、2年前に興味を持ったものが今年流行るというケースが多かったわけです。

というわけで、今年なにが流行るんだろうかとぼんやりと考えてみました。

2年前に僕が興味を持ったものってなんだろうなーと、そして、今も継続して続けてるものってなんだろうなーと思っていろいろ考えてみると、そう、これです。

ディアステージ

秋葉原ディアステージ

ちょうど、2009年にディアステージの夢眠ねむちゃんに曲を提供するのをきっかけに、ディアステージ、そして、アキバ系のアイドルに興味を持ち始めました。

くじら音楽部::INFO::ディアステージの夢眠ねむちゃんのオリジナル曲を作りました

それまでは、電波系、アキバ系の音楽には興味はあったものの、アイドル関係はまったく知らなくて、AKB48についてもほとんど興味を持っていなかったのです。
とはいえ、もともとおニャン子世代の僕なので、むしろはまりすぎるのが怖くて距離を取っていたのかもしれませんが(笑)

で、その後、2010年7月に夢眠ねむちゃんの「魔法少女☆未満」がCD化、12月にはディアステージの新しいアイドルユニットディアステージアイドル部への楽曲提供などしつつ今に至ります。

そして、ディアステージに関して忘れてはいけないのが、喪服社長MOGRA
喪服社長は彼女自身のキャラクターと魅力もあり、テレビやラジオ書籍などで大活躍ですし、彼女がプロデュースする(で言い方合ってる?)DJバー、MOGRAはアキバカルチャーの発信基地として、どんどん認知度が上がっています。僕が仕事で人と会った時に、MOGRAの話が出てくることが最近多くなってきていて、びっくりしています。
そんなMOGRAで、DJデビューしたのも2009年のこと。

ヒビノアワ: 「アイドルアイドルアイドル」でDJやります

そんな感じで、2009年からディアステージ、MOGRAに興味をもち、いろいろ関わらせてもらってきました。
と、考えていくと、2009年から2年たった今年、ディアステージ、MOGRA、アキバ系アイドルが「くる」のではないかと思うのです。
世間的にも、じわじわとそんな空気を感じます。

今年、なんか面白いものみたいとか、体験してみたいって人は、ぜひ、ディアステージや、MOGRAに足を運んでみたらいいかもしれません。
すごいリーズナブルに遊べるのも魅力ですよ。

投稿者 CHEEBOW : 11:09

[ IDOL ]

2011年1月18日

たぶん不幸じゃない

日本の若者は不幸じゃない (ソフトバンク新書)
福嶋 麻衣子 いしたに まさき
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 5080

喪服ちゃんと、いしたにさんの共著なら読むしか! と思って、本屋で購入。
一気読みしました。

この本は、「若者は大人が思っているより不幸じゃない」という主題を元に、アキバ、アニメがビジネスを生むことについても調査して、考察しています。
ここで書かれていることは、もしかすると、アキバやアニメを知らない人にとっては「でも、それって限られた人たちが不幸じゃないだけでしょ?」って思うのかもしれないです。一冊読み切っても、そう思う人はその考えから逃れられないのかもしれない。
でも、考えてみると、この本で書かれた一番重要なポイント「自分の居場所」は、若者だけでなく僕らの世代も、団塊の世代も必要なものなのです。
お金があっても、自分が本当に楽しいと思える場所がなければ、きっとそれは幸せではない、そう僕は思います。
幸せは、相対的に生み出される優越感や富ではなくて、自分自身の中にある絶対的な、でも、もっとほんわりとだったりゆったりだったりそんな形をしたものなのかもしれないのです。
僕は裕福でもないし天才でもないし、絶対的な何かではないけど、好きなことができて、それなりに自分のしたことを好きだと言ってくれる人もいて、最愛の妻と一緒に暮らせているこの状況は、僕自身の「幸福」なのです。

で、この本を読んですごく驚いたのが、この本で書かれている「不況ネイティブ」の若者と僕の考え方がかなり近いということでした。
僕自身、バブル最後の年に就職した世代で、バブルの残り香だけを嗅いで生きてきた世代なんじゃないかと思います。
でも、自分の好きなことをしていれば幸せだったし、みんながお金のかかる遊びや食事をしているときでも、音楽を作ったりプログラミングしてるのが楽しかったのです。服も、自分で気に入れば1980円の服でも愛着を持って着たし。
人をうらやましいと思うことも、ねたむこともない性格なので何かと自分の持っている物を相対化して落ち込むこともありませんでした。ルサンチマンを抱えていないのです。
だから、ずっと不幸ではありませんでした。
もちろん、今の不況も将来も不安でないかというと嘘になります。でも、それって今に始まったことでもないのです。しんどいことはしんどいけど、でも、それは不幸ではないし、日々の中の幸せがそれを上書きしてます。
完璧な絶対の幸せを求めなければ、世界には、まだちょっとした幸せがふわふわとただよっているのです。
なんか、それでいいんじゃない? 僕はそう思ったりもします。
完璧じゃなくてもいいじゃない? なんか、ふわふわした、でも、ちょっとふふって笑えるその瞬間をもう少し大切にしてもいいんじゃない? 僕はそう思うのです。

そんなことを考えさせられるこの本。
若者はもちろん、僕の世代、アキバやアニメでビジネスを考えている人に読んでほしいなと思います。
アキバやアニメでおしきせの「萌え」だけで勝負するのは、もう時代遅れだってきっとわかりますしね。

投稿者 CHEEBOW : 23:38

[ BOOK ]