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2010年2月11日
Twitter用クライアントのTwitをバージョンアップしました。
変更点は以下の通りです。
更新内容
- URLを開くブラウザを指定できるようにした
- 入力アシストダイアログを開いたときに入力エリアにフォーカスするようにした
- 直前に「@」や「#」を入力してから入力アシストを開くと、その文字にあわせて動作が変わるようにした
- 入力アシストでURL短縮サービスを切り替えるとボタンが無効になってしまうことがあったので修正
URLを開く時にブラウザ(ブラウザ以外でも指定できますが...)を指定できるようになりました。
@や#を入力してから入力アシストを開くとそれにあわせて入力アシストの初期状態が変わります。
タブアイコンやアプリケーションアイコン、ロゴは、お友達のiceGearさんに作ってもらいました!
iceGearでは、鳥のアバターでチャットできる3Dチャットソフト「mongocco!」を公開しています。
まさにTwitter! 無料で楽しめます!
寄付したいという方へ
ヒビノアワ: どうしてもTwitに寄付したいという方のために をお読みくださいませ。
Twitアイコングッズ
Twitアイコンを使ったグッズがそろいました。
ダウンロードはこちらから!
ヒビノアワ: Twitter用Windowsクライアント「Twit」できました
投稿者 CHEEBOW : 18:53
[ Twit ]
2010年2月16日
今日発売のゲームラボ3月号に、先日していただいた僕のインタビューが掲載されています。
「才能の無駄遣い」紳士録!
なにしろ、コーナータイトルがすごいです(笑)。
写真も撮っていただきまして、2時間弱、TwitのこととかTwitterのことなんかを喋りまくってきました。
とりとめもない話をきっちりまとめていただいたライターさんと編集さんのお仕事に感動しました。
TwitやTwitterに興味のある人ならきっと楽しめる内容になっていますし、特集はドラクエ6ですし、ぜひ読んでみてください。
投稿者 CHEEBOW : 12:02
[ BOOK, Myself ]
2010年2月17日
福田 和代
早川書房
売り上げランキング: 25864
おすすめ度の平均:
ハッカー精神が溢れる傑作
ネットワーク上の知恵比べに思わず引き込まれる
とっても、地に足の着いたハッカー小説だった。
ハッカーの出てくる小説はいろいろあるし、僕も良く読むのだけど、そこに出てくるハッカーは荒唐無稽なハッキング手段を使ってハッキングしたりする。なんとなく雰囲気は伝わるけど、それはないなー、という。
でも、「プロメテウス・トラップ 」はよく調べて書いてるなーと思った。というか、著者が元SEなので、それも当然なのかもしれないけど。
なので、そのあたりの描写は安心して読み進められた。
で、肝心の物語も、元が雑誌連載だったこともあり、一話づつ完結するエピソードもありつつ、次へと進む「ヒキ」があるので、「えっ! 次どうなるの?!」という興味でぐいぐい引っ張られる。その上、常にどんでん返し! ジェフリー・ディーヴァーのごとし。
キャラクタ描写も魅力的で、作者が女性ってこともあって、女性読者が読んでもかっこいいと思えるんじゃないかなという感じ。僕は、パンドラが好きだったです。
読後に考えさせられる要素もあり、小説的な趣も十分。
とても、面白かったです。
あ、でも、本文中に出てくるいくつかの技術的記述で、僕だったらこうするなという部分もあり、そういうところを探すのも(著者には申し訳ないけど(笑))楽しかったりもしました(笑)。
かなりおすすめです。
投稿者 CHEEBOW : 23:27
[ Mystery ]
2010年2月23日
山本 敏行
毎日コミュニケーションズ (2010-02-23)
売り上げランキング: 19
おすすめ度の平均:
社内コミュニケーションとクラウド活用のヒント満載
やはり重要になってくる
企業活力の源泉はコミュニケーションにある
ちょっと、今出ているTwitter本とは毛色が違うっぽいぞ、ということで、読んでみました。
Twitterを使って社内のコミュニケーションが活発になる! というのがこの本のメインテーマ。
「儲かる」とタイトルにありますが、いわゆるTwitterマーケティングとかTwitterでPRとか、BtoCだったりBtoBだったりって話ではありません。
正直、僕自身、TwitterってマーケティングやPRにそれほど向いたメディアだと思っていないのです。いつになっても、成功例としてDellとフジヤカメラの名前が出てくるってことは、それほど成功例が多くないってことなんじゃないかなと思ったり。
じゃあ、Twitterをビジネスに生かすにはどうしたらいいの? というと、やはり社長Twitterとか社員Twitterみたいな方向性なんじゃないかなと思うのです。
この本では、そのあたりに絞って書かれています。
最初は、社内を活性化させるならTwitterとか使わないで、社内だけで完結するツールの方がいいんじゃない? とも思いました。
機密情報がうっかり外部に漏れちゃうとか、書いちゃいけないことうっかり書いちゃうとか、ありそうだし。
でも、そのあたりもこの本ではフォローされていて、公開されているからこそのメリット、出すべき情報とそうでない情報の線引きについての方法も書かれていました。
Twitterという「ツール」を会社のために役立てるにはどうしたらいいのかってことに興味のある人は読んでみるとよいなーと思います。
ただ、実際には「iPhoneとツイッターで会社は活きる」であって、儲け話は出てこないんですよね。
会社が活性化すれば結果として会社が儲かるというロジックではあるのだけど。
ま、しかし、新書はタイトルのインパクトが勝負ってところもあるので、仕方ないのかもしれませんが。
そこだけが、残念でした。
投稿者 CHEEBOW : 14:54
[ BOOK, INTERNET ]