« CHEEBOWのしおり(2007-01-15) | メイン | CHEEBOWのしおり(2007-01-19) »

2007年1月16日

2006年に読んだ小説ベスト5

昨年読んだ小説は30冊でした。
少なっ!
小説よりもどちらかというと技術書とか新書とかを読んでいたような気がします。
あ、あくまでも昨年出版された本ではなく、僕が昨年読んだ本です。

[読]犬坊里美の冒険
[読]ビート・キッズ―Beat Kids
[読]ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺
[読]クリスマスの4人
[読]稀覯人の不思議
[読]蒼い瞳とニュアージュ
[読]煙か土か食い物
[読]撓田村事件―iの遠近法的倒錯
[読]びっくり館の殺人
[読]黄色い目の魚
[読]カクレカラクリ
[読]邪魅の雫
[読]“文学少女”と死にたがりの道化
[読]マルドゥック・スクランブ
[読]ニライカナイをさがして
[読]λに歯がない
[読]でりばりぃAge
[読]奇術師の密室
[読]白菊
[読]ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典
[読]ダ・ヴィンチ・コード
[読]コラプシウム
[読]帝都衛星軌道
[読]εに誓って
[読]エデンの命題
[読]トリックスターズ
[読]容疑者Xの献身
[読]キッドナップ・ツアー
[読]オーデュボンの祈り
[読]推理小説

この30冊の中から面白かったものを5冊選んでみました。

第5位

容疑者Xの献身
容疑者Xの献身
posted with amazlet on 07.01.16
東野 圭吾
文藝春秋
売り上げランキング: 2890
おすすめ度の平均: 4.0
5 献身する“2人”
4 報われなくても尽くす男の愛
4 面白くて読んでそんな無いけど、東野作品のベストではないと思う。

「本格か否か」なんて騒動もありましたねぇ。
でも、とっても面白いミステリだったと思います。

第4位

奇術師の密室
奇術師の密室
posted with amazlet on 07.01.16
リチャード マシスン Richard Matheson 本間 有
扶桑社
売り上げランキング: 11465
おすすめ度の平均: 4.5
5 あざといほどの・・・
4 サプライズ、サプライズ
4 どんでん返しの連続

どんでん返しの連続でくたくたになるほど。
独特のユーモアもあり、とっても面白くて綺麗にまとまったミステリだったと思います。

第3位

ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺
田中 啓文
集英社
売り上げランキング: 18373
おすすめ度の平均: 5.0
5 芸人悲喜交々ミステリー。
5 関西のお笑いが好きな人は読んで!

短編集なのに、長編を読んだような読後感。
キャラクタにも好感が持てますし、ミステリとしてもよく出来ていました。

第2位

マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮
冲方 丁
早川書房
売り上げランキング: 3510
おすすめ度の平均: 4.5
5 面白い。
5 引き込まれる物語
3 【物語の既視感】
マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼
冲方 丁
早川書房
売り上げランキング: 3669
おすすめ度の平均: 5.0
5 物語の核心を突く二巻
5 カジノが熱い
5 息詰まるギャンブルシーン
マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気
冲方 丁
早川書房
売り上げランキング: 3723
おすすめ度の平均: 4.0
4 秀逸なカジノシーン
3 反吐を吐くだけあってやっぱりカジノシーンは良い
3 社会背景が分からない3巻

とにかく圧倒的に面白くて、次を読みたくなる物語だった。
わくわくした。どきどきした。一級のエンタテイメント。

第1位

撓田村事件―iの遠近法的倒錯
小川 勝己
新潮社
売り上げランキング: 134755
おすすめ度の平均: 2.5
4 近代ゴシック映画館
1 横溝正史へのオマージュって言う割には

普通のサスペンス小説かなと思って読んでいたら……。
あらゆることが伏線となって一気に収束するラストが圧巻。

投稿者 CHEEBOW : 2007年1月16日 11:37 このエントリーを含むはてなブックマーク

[ Novels ]
【お知らせ】音楽に関することはこちらのブログで書いています。くじら音楽部::BLOG