2012年8月 9日

「音楽制作の最新事情を知るためのワークショップ」で音楽の作りかた実演します

音楽作ってみたいけど、いったいどうやればいいのよ?
そんなあなたにうってつけのワークショップがありますよ。

「音楽制作の最新事情」を知るためのワークショップやります。 - Reason to be cheerful, part 3

このワークショップの中で「PCで作る音楽とは?」ってのをお話ししちゃいます。
実際に音楽制作ソフトを使って、PCで音楽を作るところをお見せしたり、僕の楽曲のマルチトラックをトラックごとに聞いてみて、音楽ってこんな感じで出来てるんだ! みたいなのを感じてもらえると思います!!

Facebookのアカウントがあればこちらから参加申し込みできるみたいです。

(1) スゴ音ワークショップ:最新の音楽制作事情を体験するワークショップです。

ぜひぜひ、遊びに来てください。

投稿者 CHEEBOW : 11:44 | [ DTM ]

2010年1月 4日

iPhone用のすごいシンセが出た!

argon-start.png

argon-osc1.png

昨年末にすごいシンセが公開されました。
名前は「ARGON」。

ARGON - Monophonic Virtual Analog Synthesizer for iPhone

スペック自体も素晴らしいのだけど、僕が気に入ったのはUI。
ちょっとAbleton Live風味なデザインで、シンプルだけどかわいい。
普通のシンセとしての音がいいのはもちろんなんだけど、ステップシーケンサが素敵で、キーボードで弾いた音によってフレーズが上下するので、ちょっとしたフレーズはこれだけで作れてしまう。

実際の動きは、このへんのビデオを見ると良いです。興奮しますよ。

これだけでできて、230円!
ここしばらく、このシンセで遊んでるんですけど、遊べば遊ぶほど楽しくて、これのVSTi版とかでるといいなーと思いました。
お気に入りのシンセです。音楽好きの人はぜひ!


投稿者 CHEEBOW : 09:54 | [ DTM, iPhone ]

2009年8月25日

中学生、高校生に曲作りの楽しさを伝えてみた

先日ヒビノアワ: 小学生にプログラミングの楽しさを伝えてみたわけですが、今回は中学生、高校生に音楽を自分で作る楽しさを伝えてきました。

Dream Creation イベントサイト さまでじ

とはいえ、あまりにがちがちにDTMの基礎からとかやっちゃうと音楽的な知識とか必要になってきて、あまり楽しくないだろうなーと思い、今回はループシーケンサを使って、すでに用意されているループをぺたぺた貼っていく感じで、曲作りをしてもらいました。
使ったソフトは、こちらのSequel 2!

Sequel 2
Sequel 2
posted with amazlet at 09.08.25
スタインバーグジャパン (2009-05-28)
売り上げランキング: 1303

今回のワークショップでは、YAMAHAさんに協力いただき、体験版を使いました。

会場は、渋谷にある貸し会議室で、一人1台ノートPCを用意しました。
参加者が集まる前に、全てのPCにSequelをインストールして、動作確認。
しかし、ここで、トラブル。マシンの何台かで、曲の再生中にノイズがのりまくる問題が発生。
いろいろ調べて、不要なプロセスを切ってみたり、オーディオデバイスのバッファを大きくしてみたりしたのだけど、解決せず。
参加者のキャンセルもあったので、なんとか動くPCをかき集めてワークショップはスタートしました。

参加者は、中学生4名、高校生5名で、男子6人、女子6人という感じでした。
自ヘッドフォンを持ってきてもらいPCにそれをつないで、各自の音が回りにもれないようにしました。

まず、僕の自己紹介、DTMの説明とSequelの基礎的な操作方法を教えたあと、さっそく実習してもらいました。
まずは、好きなフレーズを選んで、4小節分のループを作ってもらいました。
実は、僕がこのワークショップの内容を考えていた時に危惧していたのが、「自由に作っていいよ」といった時に、逆にその自由さが枷になって、なにをしたらいいのかわからない、という状況になることでした。これに対する対応としては例えば「好きな色をイメージしてとか」「好きな場所をイメージして」とかいう方向付けを用意していたんですけど、驚いたことに、ほんとに彼らは自由なのです。
フレーズを聞いて気に入ったものをぺたぺた貼っていきます。そこには、吟味はあってもためらいはありません。
うまく作ろう、上手にやろうという気持ちがどうしても出てしまう僕らと違って、彼らは無邪気です。
楽しそうに、しかしもくもくと、無言で作業を進めていきます。

しかし、また、ここでトラブルが発生!
数台のPCでループを選択するループブラウザに、作業中にループが表示されなくなってしまうと言う問題が発生してしまいました。
こうなるとこれ以上作業は出来なくなってしまいます。
回避策はあることはあるのですが、快適な作業とはいいにくく、非常に苦痛な作業だったと思います。
それでも、彼らは文句ひとつ言わず休憩も取らず(!)作業を続けていたのですから、それだけ、このループを選んで複数のループが音楽になっていくさま、を楽しんでいたことが分かります。

けど、このままではさすがにスムーズは曲作りは行えないと考えて、本来準備していた「一人が作った曲に手を加えて、リミックス作業を楽しむ」を変形させた「二人でひとつのPCを使い一緒に曲を作って行く」という方向に切り替えました。
ちょうどまともに動くPCが3台、スタッフと僕が持ち込んでいたMacBookが2台あったので、それを10人で使う形にしました。
今回、危ない状況になるのに、なんとか切り抜けることができるという綱渡りが続きます(笑)

さて、ここから、参加者のテンションが一気に上がります。
二人で話ながら作ることで、お互いに刺激を受け、気付き、ひらめき、出来たものを二人で聞くことでまた新しいアイデアが出てくるという良いサイクルが出来上がっていきます。
二人でひとつのヘッドフォンの右と左をわけあって、聞いている姿を見ていると、高校生の時一つのウォークマン(!)から流れる音楽を一緒に友人と聴いた記憶が思い出されます(笑)
そうやって、もくもくと作業が続くのですが、彼ら彼女らはすっかり夢中で、休憩時間を取る気配もありません。さすがに心配になって、「休憩しましょう」と言っても、やはり作業は続きます(笑) 休む気などないみたいです。

僕は、みんなが作業しているところを回っては、彼らの作成中の曲を聞き感想を述べたり、「こんな感じにしたい」という質問に答えて、新しいループを提案したり、曲のテンポを提案したりしました。
基本の操作法が分かれば、非常に簡単に曲作りが出来るソフトなのも良かったのか、非常にスムーズに進んでいたと思います。

そうこうしているうちにワークショップの時間が近づいてきました。
出来た作品をみんなに聞いてもらおうと提案しますが、案の定「恥ずかしい」という反応。
ま、このくらいの年代ならさもありなん。
しかし「二人で作ったんだから自分だけはずかしいこともないでしょう?」と言ってとりあえず納得してもらいました。
会場で用意してもらったスピーカーをもって、各PCのところにいきケーブルを接続して、作品をみんなで鑑賞します。
同じソフトを使って同じフレーズ集からフレーズを選択しているとは思えないほど、多様な曲ができました。
ちょっとエッチなボイスサンプルを使った曲。
とにかくたくさんのフレーズを足して好きな音を鳴らした曲。
非常におしゃれなラウンジっぽい曲。
まるで映画のサントラのような広がりのある曲。
明るく始まりマイナーを経てまた明るくなるという王道ポップス構成の曲。
ほんとにいろいろなタイプの曲が出来上がりました。
彼らの発想の柔軟さと、ためらいのなさには驚かされました。

アンケートの結果でも、参加者の満足度は高かったようでかなり楽しんでもらえたようです。
10代の夏のたった1日のことですが、自分で音楽を作ってみたというその経験が何かの役に立てばいいなと思っています。

今回はトラブルも多かったですが、おおむね成功したといって良いのではないかと思います。
また、機会があれば、ぜひこういうワークショップをお手伝いできたらいいなと思っています。

主催の株式会社ドリームクリエーションさま、ほんとうにありがとうございました!

投稿者 CHEEBOW : 14:23 | [ DTM ]

2009年8月 4日

中学生高校生のためのDTMワークショップの講師をやります

先日小学生にプログラミングの楽しさを伝えてみたわけなんですが、8月23日に、また別の企画で、中学生高校生のためのDTMワークショップの講師をします。
今度は、DTMというか、音楽を自分で作ってみることの楽しさを知ってもらえるといいかなーと。

詳細は、以下のサイトを見てみてください。

Dream Creation イベントサイト さまでじ

以前に、わんくま同盟さんで、DTMの勉強会をやったのですが、結構楽しんでもらえたみたいだったのですね。
で、こういうのを、中学生とか高校生くらいの年代の人に、楽しんでもらえたらいいなーということで、お手伝いすることになりました。
多少の参加費はかかりますが、PCが一人一台使える環境がありますし、かなり本格的な(だけど、敷居は低い)音楽制作ソフト(ループシーケンサです)を使って、実際の音楽制作を体験してもらいます。

今現役の、中学生高校生の方、もしくは、家族や知り合いに中高生の方がいるという方、ぜひ、このイベントのことを教えてあげてください。
まだ、いくつか枠が空いているようなので、ぜひ!!

投稿者 CHEEBOW : 17:40 | [ DTM ]

2009年3月20日

DTM勉強会で打ち込んだデータを公開します

先日行ったDTM勉強会で実際に打ち込んだデータを公開します。
CubaseAI4用のプロジェクトファイルです。

wankuma.cpr.zip


ついでに、書き出して、mp3にしたものも公開しておきます。
ただ、作ったそのままの状態で、ミックスとかほぼなんにもしていません。作ってる時は、スピーカーの裏にいたので、音もちゃんと聞けてないので、そのあたり、聞き苦しいところもあるかもしれませんので、ご了承ください。


当日の動画とかは、後日

わんくま同盟

ここで、公開されるんじゃないかと思います。
実際に、どんなことして、この形になったのかはそれを見てもらうと分かるかもです。

投稿者 CHEEBOW : 10:34 | [ DTM ]

2009年3月16日

DTM勉強会終了

土曜日にDTM勉強会でスピーカやってきましたよ!!
仕込みなしで、ドラムから打ち込む実演しました。
当日は、Macのプロジェクタ接続ケーブルを持っていくのを忘れたり、サンプリングCDを持っていくつもりだったのに忘れたり、使おうと思ったオーディオインタフェースがケーブルがあわなくて使えなかったり、いろいろありましたが、とりあえず、無事終了!
来てくれた人に楽しんでもらえていたらいいんですけども。
でも、たぶん一番楽しんだのは僕自身に違いない(笑)

当日の動画は後日ネットで公開されるみたいですよー。
なんとなく、ライブで見ないとそんなに楽しくないんじゃないかと思ったりもしますが......。

投稿者 CHEEBOW : 11:17 | [ DTM ]

2008年11月 9日

「featuring 初音ミク」問題

今、オリジナル曲を作ってます。初音ミクを使ったボーカルにしたいなと思っているのです。
この曲は冬のコミケで出すCD(実際はCD-R)に収録します。
で、この曲のアーティスト名をどうしようかと思って悩んでいます。

一番スマートなのは、歌っている人の名前である「初音ミク」なんだけど、実は、これ勝手にはつけられないのですね。

楽曲のメインの「アーティスト」がVOCALOIDや、VOCALOID製品のタイトル(「初音ミク」、「鏡音リン」、「鏡音レン」など)となっている場合、その他VOCALOID製品のキャラクターや製品ロゴ、もしくはキャラクターの二次創作物を、イメージとして(CDジャケットなどに)使用/掲載する場合は、弊社との別途使用許諾契約が必要となりますのでご注意ください。

だったら、「CHEEBOW featuring初音ミク」ならどうだろう? と思ったら、

その他「初音ミク」などのキャラクターやVOCALOID技術を注目させる文章表現等(例:「ボーカル:初音ミク」、「featuring初音ミク」、「初○ミク」など)も同様に別途弊社での許諾が必要となります。

これまた、だめ。
許諾を取ればいいって話なのかもしれないけど、同人音楽CDのたった1曲のために手を煩わせるのも申し訳ない感じです。

アーティスト名「CHEEBOW」ってのも歌ってるわけでもないのに違和感あるし(インストだと思えばいいのかもですけど)。
ニコニコ動画みたいに「ちーぼーP」とかにしちゃうと、これは、プロデューサ名みたいでアーティスト名とは違う感じだし。

となると、例えば「藤崎あやの」とか、まったく関係ない(でも、微妙に中の人の名前にかすってみたり)名前にするしかないんでしょうかねー。

うーん。悩ましいです。

投稿者 CHEEBOW : 18:24 | [ DTM ]

2008年7月14日

ミックスやマスタリングに悩んでいる人に

曲を作ってアレンジをして、とここまではなんとか出来るようになっても、その先のミックスやマスタリングって非常にエンジニア的な要素も多くて、いまひとつ自分のやっていることに自信がもてないのです。
EQやコンプの設定とかを人に聞いても「曲によるよねー」って感じで、今ひとつ明瞭じゃない。ま、どんな曲にも当てはまる設定なんてあるわけないので、しかたないんだけど。

しかし、今回のSOUND DESIGNERの特集は、この知りたかったことがずばり載ってます。
その上、WEBから実際の音も聴けちゃうというおまけつき。

目からうろこがぽろぽろ落ちました。
今まで、この手の特集をしている雑誌とかを一生懸命読んできましたが、これは、その中でもベストな出来じゃないかと思います。

これは、保存版ですよ。
この値段で、これだけの知識が手に入るなんて、感涙です。

宅録とかしてる人にはまじでおすすめです。

【お知らせ】今後、音楽関係のTips、情報はこちらのブログで書いていきます。興味のある方はチェックしてみてください。くじら音楽部::BLOG

投稿者 CHEEBOW : 12:29 | [ DTM ]

2008年6月12日

DTMを始めてみたい人におすすめな本

DTM for Super Beginners 知識ゼロからはじめるデスクトップミュージック
高井竜郎
ビー・エヌ・エヌ新社
売り上げランキング: 1470

自分がDTMのスーパービギナーかというとそんなことはないと思うんだけど、本屋でぱらぱらと立ち読みしたら、なかなか良書なので購入した。
DTMの本というと、打ち込みの方法とか、ソフトの使い方とか個別に解説したものが多いのだけど、この本は、機材の選び方から、セッティングの仕方、楽曲の製作プロセス、ミックス、マスタリング、CD作成、ネット配布と全ての項目について説明してます。あと、コードのこととか、メロディの作り方とか、アレンジの仕方もさらりとだけど解説されています。
「このやり方がわからない!」って時にはネットで調べたら答えが見つかったりすることも多いのだけど、DTMで音楽をするっていう「ストーリー」を説明してくれているところってのはそんなに多くない。その「ストーリー」が解説されているってだけでも価値があります。
これから、DTMを始めたい人は、最初に読むとあとからつまずいたりとか悩んだりとかが少なくなるんじゃないかなと思います。

ただ、ちょっと残念なのは価格で、本文は1色でもいいと思うので、1800円くらいだったら良かったかなーと。
あまり、カラーページの意味があるとは思えなかったので……。

投稿者 CHEEBOW : 12:50 | [ BOOK, DTM ]

2008年3月 6日

『できる初音ミク&鏡音リン・レン』読んでみた

できる初音ミク&鏡音リン・レン をじっくり読んでみました。
で、本の内容に従って、入力もしてみたよ。で、できたのがこれ。

結構まともに聞こえません?

この本の素晴らしいところは、このなんとなくそれっぽい完成度のものが作れちゃうってことにあるんじゃないかと思うのです。
いわゆるミクの「調教」って意味では、物足りないところも多いと思うのだけど、ミクに歌わせて、そこにカラオケではなく、オリジナルっぽいオケをのせて、ニコニコ動画に公開するってところまでフォローされてます。
つまり、おいしいところがきちんと書いてあるってこと。

他の本とかだと、フリーのDTMソフトを使ってきっちり打ち込んだりってのが多いんだけど、SEQUELというループシーケンサを使って、素材を並べてコード進行だけあわせてオケを作るってのは初心者にはとっても敷居が低くてナイスなチョイスだと思うのです。
これなら、音楽の知識のない人でもできちゃいそうです。
そして、最終的なミックスでリバーブかけたりEQで調整したりって方法も紹介されているので、いわゆる「歌ってみた」系で自分で歌ってみたい人にも参考になりそう。

できるシリーズなので、基本的なことばかりですけど。この基本的なことを改めて勉強するってのはとっても良いことだと思いました。
僕もあらたな驚きがありました。EQとかここまで極端にいじったことがなかったので、これもありか! とびっくりしました。

なかなか、面白い本ではないかと思います。

できる初音ミク&鏡音リン・レン VOCALOID2 & Windows Vista/XP 対応
できるシリーズ編集部 藤本 健 大坪 知樹
インプレスジャパン (2008/02/01)
売り上げランキング: 202
おすすめ度の平均: 3.0
3 超初心者以外は期待はしない方がいいかと
3 初心者に手取り足取り教えてくれる
5 初めの1冊
SEQUEL
SEQUEL
posted with amazlet on 08.03.06
スタインバーグジャパン (2007/06/28)
売り上げランキング: 1800
おすすめ度の平均: 5.0
5 初心者にはとても扱いやすい

投稿者 CHEEBOW : 22:04 | [ DTM ]

2008年3月 2日

KX61を使ってみた

今年の妻の人からの誕生日プレゼント、YAMAHAのKX61を早速使ってみました!

DSC_0031.JPG

KX25/KX49/KX61|製品情報|ヤマハシンセサイザー&ミュージックプロダクション


接続は、めっさ簡単で、付属のDVDからドライバ(Cubaseの拡張も含む)をインストールして、USBケーブルでKX61とPCをつなぐだけ。
ただし、マニュアルはきちんと読んだ方がいいかも、特に、P18とP32の設定は必ずやっておきましょー。

鍵盤のタッチは良くもなく悪くもなく。ただ、僕はたいして弾ける訳ではないので、まったく不満はありません。

DSC_0033.JPG

うれしいのは、この充実のコントロール部。
Cubaseと完璧に連携します。

DSC_0032.JPG

特にこの左のつまみ類は、CubaseのVSTiと簡単に連携します。
素晴らしいのは、なんの設定もしなくても、代表的なVSTiは自動的に判別されて、重要なパラメータが自動的にアサインされること。
このページのコントロールテンプレートリストを見てもらうと、デフォルトで結構な数のVSTiが設定されているのが分かると思います。
これは、本当に便利で、なにも考えずにつまみぐりぐりできるのは音作りでとっても役に立ちます。

右側は、トランスポート関係で、ここから、再生、録音操作もできます。
うちは、

DSC_0035.JPG

こんな感じで、MIDI鍵盤と、PCのキーボードが直角に配置されているので、今までは、鍵盤に向かいつつ、右手を横に伸ばして操作していたんですけど、KX61なら、鍵盤に向かったまま操作できるのですよ。すげー、楽。体にも負担がかからない!!

あと、アルペジエータ機能は、通常のアルペジオだけではなくて、ちょっとしたバッキングフレーズも弾いた白玉コードに合わせて作り出してくれるので、曲作りの段階で役に立ちそう。ピアノのアルペジオに合わせて鼻歌歌えばバラードとかも雰囲気でます。
KX61で作られたアルペジオはPCにMIDIデータとして送られるので、これを修正すればそのまま本番用データとしても使えそうです。いわゆるベロシティ一定のデータじゃないので、ピアノやギターのアルペジオは雰囲気あります。

それから、おまけのDVDがなかなか良いのです。

【VST 3rd Party MEGA PACKの主な内容】
・IK Multimedia Sample Tank 2 Yamaha Edition (16chトラックマルチサンプルプレーヤー)
・FXpansion BFD Lite (ドラム音源)
・Arturia Analog Factory SE (アナログシンセ)
・Sonic Reality RAW loops Yamaha Edition (オーディオLoopファイル)
・KeyFax Drum World MIDI Sample Library
・Sonic Reality OneSoundz Silver(HALion One用追加コンテンツ)
・Yamaha S90ES Piano(HALion One用追加コンテンツ)
・ASK Video Cubase AI Video Tutorial

結構充実。
HALion Oneの追加コンテンツとか、結構いい音します。
これ、鍵盤数の少ないKX25でもついてくるらしいので、このDVD欲しさに購入ってのもありかも(ないか?(笑))。

というわけで、かなり楽しんで使える鍵盤です。
Cubaseユーザにはかなりおすすめです。

YAMAHA KX49
YAMAHA KX49
posted with amazlet on 08.03.12
YAMAHA
売り上げランキング: 24544


YAMAHA KX25
YAMAHA KX25
posted with amazlet on 08.02.29
YAMAHA
売り上げランキング: 16799

投稿者 CHEEBOW : 10:18 | [ DTM ]

2008年2月29日

今年の誕生日プレゼント

先日26日は僕の誕生日でした。なんと、39歳! 大台にリーチがかかりましたよ!!
このくらいになってくると、誕生日ってそんなにうれしいものでもなかったりするんですけど、友達におめでとうと言われたりするのはうれしいものです。

で、誕生日といえば、「ヒビノアワ: サプライズ!」のエントリにも書いたとおり、妻の人からのプレゼントが毎年イカしているわけですが、今年もやってくれました!

今年は、おととしのようなサプライズではなく、欲しいものを言っていたら、プレゼントしてくれたって感じなんですけども、これが、また、うれしいプレゼントでして。

KX25/KX49/KX61|製品情報|ヤマハシンセサイザー&ミュージックプロダクション

いやっほう!
Cubase 4
を使っている僕にとっては、組み合わせとして最高なわけで、発表されてからずっとわくわくしていたものなのです。
さっそく、遊び倒したいところですが、月末までにやらなくてはいけない作業がてんこ盛りなので、それが終わったら楽しもうと思っています。
また、レビューとかしますよ!

YAMAHA KX25
YAMAHA KX25
posted with amazlet on 08.02.29
YAMAHA
売り上げランキング: 16799

で、うれしかったのは、妻の人がこれを買ってくれたってのは、僕の趣味を理解してくれて、肯定してくれていること。
僕が音楽に費やす時間は結構多くて、それで迷惑をかけたりもしていると思うんだけど、それでも、こうやって僕の趣味を支援してくれているのは、ありがたいのです。
ほんと、感謝なのです。

投稿者 CHEEBOW : 14:10 | [ DTM, MONOLOGUE ]

2008年2月22日

「できる初音ミク&鏡音リン・レン」届きました。

できる初音ミク&鏡音リン・レン VOCALOID2 & Windows Vista/XP 対応
できるシリーズ編集部 藤本 健 大坪 知樹
インプレスジャパン (2008/02/01)
売り上げランキング: 252
おすすめ度の平均: 3.0
2 これは誰に向けて書かれた本か?
3 超初心者以外は期待はしない方がいいかと
5 なるほど、「できる」だ!

三番町リコメン堂: 『できる初音ミク&鏡音リン・レン』読者モニター当選結果発表の企画に当選して、書籍が送られてきました。
さっそく読んでみましたが、インストールの仕方から始まって、基本的な歌わせ方、カラオケの作り方まで初心者用の解説が満載で、入門書として非常によい感じです。
ただ、初音ミク部分はもう少し突っ込まれていてもいいかなという気がするんですけど、僕が気に入ったのは、Sequelの使い方の部分。Sequelの入門書がない現在、これは貴重かも。
もう少し、読み込んでみたいと思います。

SEQUEL
SEQUEL
posted with amazlet on 08.02.22
スタインバーグジャパン (2007/06/28)
売り上げランキング: 1094
おすすめ度の平均: 5.0
5 初心者にはとても扱いやすい

投稿者 CHEEBOW : 22:22 | [ DTM ]

2008年2月 6日

『できる初音ミク&鏡音リン・レン』読者モニターに当選しました!

インプレスさんから刊行された「できる初音ミク&鏡音リン・レン」のモニターを募集していたので、応募してみました。
そしたら、当選しましたよ。
こういうのあんましあたったこと無いので、うれしいですねー。

先日、当ブログにて
新刊『できる初音ミク&鏡音リン・レン』の読者モニター募集開始の告知を行いましたが、
厳正なる審査の結果、モニターをしていただくブログが下記の通り決定いたしましたので発表いたします。

というわけで、書籍が届きましたらば、いろいろレビューしたり、ひさびさに初音さんと遊んだりしたいと思っています。

しかし、「できる」シリーズも多様化しましたねー。

できる初音ミク&鏡音リン・レン VOCALOID2 & Windows Vista/XP 対応
できるシリーズ編集部 藤本 健 大坪 知樹
インプレスジャパン (2008/02/01)
売り上げランキング: 56
おすすめ度の平均: 3.0
2 これは誰に向けて書かれた本か?
3 超初心者以外は期待はしない方がいいかと
5 なるほど、「できる」だ!

投稿者 CHEEBOW : 14:12 | [ DTM ]

2007年11月 7日

DTMマガジン12月号を買った

初音ミク特集の11月後はあっという間に売り切れ、いまやプレミアがついていたりもしますが、今月号の12月号もなかなかやばい感じです。

DTM MAGAZINE 2007年 12月号 [雑誌]

寺島情報企画 (2007/11/08)
おすすめ度の平均: 3.0
3 転売厨が徹夜行列しそうな予感


先ほど、本屋に行ったら売っていたので購入したのですけど、初音ミクの妹「鏡音リン」に関しての情報(ラフ画もあり)、「月間VOCALOIDマニアクス」の連載開始、DTM初心者のための講座、そして! INDEPENDENCE FREEがDVDに収録! これ、ダウンロードもできるんですけど、2GBもサンプルがあるので、DVD収録はとってもうれしいです。DTM始めてみたいって人はとりあえず使ってみる価値ありです!

今回も完売しちゃいそうな予感がします。早めのゲットが吉かも。

#実際、本屋では、僕の前のお客さんがまとめ買いをしてました。転売するのかなー。独り占めはイクナイ>< と思うのですがー。

投稿者 CHEEBOW : 17:48 | [ DTM ]

2007年11月 1日

リミックス大会が開かれるよ!

remix_banner.jpg

同じ曲でもアレンジ次第で、すごく良くなったり、逆に残念な結果になる事があります、音楽職人であるならこういう事を考える事はあるはずです・・
人の曲を聞いて自分なら、こうするなぁ・・こうだったら、もっと良くなるのになぁ・・惜しいなぁ・・そう思った事はないですか?
そーんなアナタに今回、ご用意した企画は、コレ。アナタの腕前を、職人技を思う存分発揮して、“マジヤヴァイ”仕上がりに作り直していただきたい!!

というわけで、リミックス大会ですよ!
葉月ゆらの「Fly me to the Moon」のをみんなでよってたかってリミックスしちゃおうという企画です。
参加者には、ゆらたんの生歌素材や、原曲で使われているループ素材なんかも提供されます。
これを、組み合わせたり壊したりしてナイスなミックスをしましょう!

僕もさっそく参加表明してみました。
「自信ない」と思ってる人も、僕だって参加してるんだから、怖気づく必要はないです。
お祭りです! みんなで楽しみましょう!

参加表明は、

リミックス天下一武道会

こちらから!

リミックス、や ら な い か ?

投稿者 CHEEBOW : 11:05 | [ DTM ]

2007年10月22日

amazonに初音ミクの妹のページができていた

tsupoさんの[観] アマゾンに「初音ミク(CV01)」の妹 CV02 のページが登場というエントリを見て、amazonへ。
うわ。ほんとだ。

VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ02 (仮称)
クリプトン・フューチャー・メディア

まだ、詳細は分からないのに、もうページができてるんですね。
予約が開始されたらメールでお知らせしてくれるようなので、申し込んでおきました。
たのしみだなー。噂どおり、とかちの中の人なんでしょうか?

VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU
クリプトン・フューチャー・メディア (2007/08/31)
売り上げランキング: 3
おすすめ度の平均: 5.0
5 このソフトは宝石の原石。
5 技術の進歩
5 初心者には

投稿者 CHEEBOW : 18:02 | [ DTM ]

2007年10月20日

初音ミクはプラットフォームなんじゃないだろうか

初音ミクの魅力がオタクでない僕には分からないので教えて下さい - araig:net

という記事を読んでみた。
書いてあることの半分は同意できる。
正直、僕も初音ミクが出てきて、ニコニコ動画でいろいろな曲が公開されるようになって、そのコメントで「もう、人間いらないな」とか書かれているのを見て、疑問に思ってた。
正直、人間に変わるほど、流暢に歌えるわけでもないし、シャウトも出来ないし、どんな曲でもオールマイティに合わせられるほどの表現力は無い。
リアルを求めるにはまだまだだと思ってる(これは、今でも思ってる)。
だけど、様々な動画が作られ、イラストが公開され、オリジナル曲が生まれるにつれて、これって、初音ミクをただのボーカルを打ち込むためのソフトウェア音源として捉えちゃうとつまらないんじゃないかなと思い始めた。

で、買ってみた。

自分で打ち込んでみるとわかるんだけど、まともに歌わせるのはものすごく難しい。
自分のしたい表現が簡単にできるわけではないし、正直打ち込みながら、これなら誰かに頼んで歌ってもらっちゃった方がなんぼかまし、と本末転倒なこと(だって、初音ミクに歌わせるのが目的だったから)を思ったりもした。
けど、実際に出来てみると、これは、人間のボーカリストにはできない表現ってのが可能で、その機械的な歌声も、表現力の無さも、使いようでいくらでも魅力的になる。変な透明感もあったりもして。
初音ミクをプロデュースするって考えると、他の人間のボーカリストをプロデュースするのと違うアプローチもとれて、これって、もしかするとまったく新しいこともできるかもと思ったのだった。
これは、面白くない?
もちろん、こういう考え方はオタク的なのかもしれないけど、クリエイティブなことってある意味オタク的な執着と粘着が必要なところもあるのかな、と。

なので、いろいろ可能性があるソフトだと僕は思う。

ありったけの呪詛を込めて言うが、ここからは、絶対に、何も、生まれない。

ってのは、ちょっと極論過ぎるかなと思うのです。

それに、音楽だけでなく、イラスト描いたり、動画作ったり、小説書いたりする人が出てきたり、初音ミクをプラットフォームにしてさまざまな作品も生まれているし、これからも、いろいろ生まれてくるだろうと思う。
クリエイティブなことをするプラットフォームにもなりうると僕は思ってます。

少なくとも、現状の初音ミクには、かつて聖闘士星矢やキャプテン翼やサムライトルーパーがそうであったような、場としての魅力があるわけであり。そこから新しい才能が巣立っていく可能性は確かにある、と思う。

というわけで、この意見には力強く同意します。

初音ミクという「製品」は、その取り上げられ方、パッケージイラストを中心とした「萌え」的印象で、オタク的バイアスがかかっちゃうのは仕方ないとしても、これからの初音ミクジャンルというのは面白くなるんじゃないかな。
僕も、しばらくいろいろ楽しんでみたいと思います。

VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU
クリプトン・フューチャー・メディア (2007/08/31)
売り上げランキング: 3
おすすめ度の平均: 5.0
5 このソフトは宝石の原石。
5 技術の進歩
5 初心者には

投稿者 CHEEBOW : 12:13 | [ DTM ]

2007年10月 7日

初音ミクにBubble of Everydayの「トオイソラ」を歌わせてみた

初音ミクの体験版が手に入ったので、歌わせてみた。
http://aquarium-records.net/_data/tooisora-miku.mp3
体験版はプロジェクトが保存できないので、あまり細かい調整をしてってのがやりにくいので、そのまま打ち込んだ感じだけど、そこそこ歌ってくれました。
ちなみに、原曲は、
http://aquarium-records.net/blog/2007/05/_bubble_of_everyday.html
こちら。
聞き比べると、面白いよ。

初音ミク HATSUNE  MIKU
初音ミク HATSUNE MIKU
posted with amazlet on 07.10.09
クリプトン・フューチャー・メディア (2007/08/31)
売り上げランキング: 3
おすすめ度の平均: 5.0
4 作るのが好きな人向けです
5 PC新調記念に〜・・・
5 そこら中で完売しまくりw

[追記]もうすぐ製品版が入手できそうなので、入手できたら、いろいろと調整してもっとうまく歌わせてみたいと思いますー。

投稿者 CHEEBOW : 16:25 | [ DTM ]

2007年6月23日

簡単作曲ツールMIXTUREで遊んでみたよ

ヒビノアワ: 簡単作曲ツールMIXTUREを買ってみた で紹介したMIXTUREで、いろいろ遊んでみました。

すでに、作った曲をMIXTUREでいろんなバージョンのアレンジを施してみるという遊び。
ただ、MIXTURE自体では、伴奏までは作れるものの、オーディオファイルを取り込んでミックスすることは出来ない(歌を録音することは出来ます。あくまで、オーディオファイルの取り込みが出来ない)ので、ミックスだけは別のソフト(Cubase4)で行っています。

mixture.gif

コードを入力して、フレーズをぺたぺたと貼っていくだけ。
しかも、今回はむちゃくちゃ楽をして、EZアレンジ機能で、曲のジャンルからフレーズを一気に貼りこみ。この機能を使うと、ベースと、ギター、ドラム、ピアノみたいな感じでいっぺんにフレーズが作れます。

ez-arrange.gif

この機能を使って、遊んでみました。

まずは、Bubble of Everydayの「トオイソラ」。
Aquarium Records::Blog::トオイソラ / Bubble of Everyday

まずは、割とノーマルなロックバージョン。

ちょっとフュージョン風な16ビートバージョン。おしゃれな感じ。

ユーロビート風。ピコピコフレーズが結構良い。

続いて、同じくBubble of Everydayの「Still Love You」。
Aquarium Records::Blog::Still Love You / Bubble of Everyday

ファンクバージョン。ホーンとかかっこいい。サビ前のフレーズがしびれます。

そして、演歌バージョン。1小節目のためがおかしい。

こんな感じで、お手軽にアレンジを変えて試せるのがすばらしいです。
もう少しこったことをやりたければ、フレーズを細かく選んでみるとか、MIXTUREからMIDIファイルを吐き出して、別のソフトでアレンジしなおしてみてもいいかもしれません。
MIXTURE本体に内蔵されている音源はちょっとチープなので、このまま完成ってのは難しいけど、デモを作ったり、アレンジを試したりっていう用途には十分ですね。

あと、自動的にコード進行を作成してくれる機能もあります。これでさくっと作ってみた曲を公開してみます。
曲のジャンルと、曲の構成(イントロ-A-B-C-エンディング)を指定してできたコード進行に、EZアレンジで素材を貼っただけのお手軽作曲です。作るのに10分もかかってません。

これ、PodcastのBGMとかに使えそうですよね。
すごい簡単に、音楽で遊べるってのは素敵体験だと思います。

株式会社インターネット 試用版ダウンロード

試用版もあるので、試してみると良いと思いますー。

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投稿者 CHEEBOW : 17:08 | [ DTM ]

2007年6月22日

簡単作曲ツールMIXTUREを買ってみた

曲の作り方ってのは人それぞれなんですけど、僕の場合、シンセのピアノ音色でコードを弾きつつ「らららー」と歌いながら作成していくいわゆる鼻歌作曲法(正しい名称かどうかは知らない)なんですけど、この方法だと、手癖のバッキング、よく使うコード進行になりがちなのです。
なんか、この状況を打破するいい方法ないかなーと思って、いろいろ探してみました。
最初に考えたのは、自動伴奏機能付きのポータブルキーボード。

コードを弾くだけで、いろんなジャンルの伴奏がつくので、これで鼻歌を歌えばいつもとは違う感じのメロディが作れそう! と思ったものの、さすがにもう一台キーボードを置くスペースはないのでした。
となれば、ソフトウェアでしょ!
ということで、探してみたんだけど、どうもイメージに合うものがない。UIが使いにくいのとかいやだし、機能が多すぎるのもいや。
で。
ついに見つけたのがこのソフト!

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いわゆる、すでにできてるフレーズをぺたぺたと貼っていくことで、曲を完成させていくループシーケンサーです。GarageBandとかACIDとか同種のソフトはいろいろあります。
でも、MIXTUREがそれらのソフトと大きく違うのがコードでそのフレーズをコントロールできること。
ACIDとかだと、コードではなく何度音を上げるかという度数でフレーズをコントロールするのですが、このソフトでは、コードネームを書き込むとフレーズ自体がそのコードに合わせて変化します。
つまり、適当に鼻歌を歌いつつコード進行だけ決めて、それをこのソフトに入力すれば、いろいろなジャンルのフレーズに差し替えるだけで、伴奏はさまざまに作れて、そこで新たに鼻歌でメロディを考えたりってことも可能になるってことです。

そして、このソフトなおすばらしいことに、曲の構成だけ(イントロ-Aメロ、Bメロ、サビ-エンディングみたいな)指定してやれば、コード進行自体も自動で決定してくれます! ここまで用意してくれたら、後は歌うだけですよ。しかも、普段自分が使わないようなコード進行も出てきます。

まさに、鼻歌作曲法には最高のツールです。

MIXTURE - 解説ビデオ

これで、メロディと伴奏ができてしまうので、書き出して、歌い手さんに渡して歌詞を書いてもらって、その後、これを元にアレンジをしなおすといけば、非常にスムーズに作業が進みます。
最初のひらめきを逃さないと言うのはとっても重要です。
このソフトは、最初のひらめきを逃さないだけではなく、そもそもひらめきすらも与えてくれるツールなのです。


作曲とかやってみたいけど音楽のことはわかんないって人や、まだカラオケに入ってない曲のカラオケが欲しいって人も、このソフトを使えば楽しめるはず。


投稿者 CHEEBOW : 15:35 | [ DTM ]

2007年6月 8日

PropellerheadのThe Producers Conference Tokyo開催

Propellerheadでは、コンピュータを使って音楽制作をしている人や、演奏活動をしている人のために「プロデューサーズ・コンファレンス」というイベントを、2006年11月ストックホルムを皮切りにワールドワイドで開催しています。このイベントは、各方面で活躍している音楽業界人の方を講師に招いて、作曲・アレンジの手法から、完成した作品を世に出すまでのさまざまなノウハウを、実際にその現場に携わるプロデューサーの視点から紹介するセミナーを行うものです。

と言う魅力的なイベントが、東京でも行われるみたいです!
REASONとか好きな人はよだれもの。

13:30~14:15 セミナーI : 「実践! R&\1Bトラックメイキング」 by 杉本 稔(SUGI-V)
14:30~15:15 セミナーII : 「Reasonで作ったサウンドが着信音になるまで」 by 有馬 知章
15:30~16:45 セミナーIIIa : 「iTunes Storeで世界デビューする方法」
セミナーIIIb : 「安西史孝の音源研究所 出張版」 by 安西 史孝
17:00~18:15 セミナーIV : 「tibetronica ここだけの話」 by モーリー・ロバートソン
18:30~ スペシャル・トークセッション : 「My first Synthesizer, My first Mac.」
モデレーター: 松武 秀樹

セミナーとか、すごくないですか?
特に最後のスペシャル・トークセッションとか、松武さんですよ。
とても、楽しみです。

投稿者 CHEEBOW : 17:14 | [ DTM ]

2007年4月13日

VSTプラグイン公開しました!

僕が主宰しているインディーズレーベルもどきAquarium Recordsにて、Photonic SphereのMAT(ΘωΘ)くんが作成したVSTソフトシンセ(VSTi)の公開をしてるんですけども、またまた新しいプラグインが追加になりました。

ディレイ音毎にパン(左右のバランス)をコントロールできるディレイです。

vst_pingpongpang.jpg

TERRARIUMでおなじみの「あの」ピュンピュンサウンドエフェクトを作り出すソフトシンセ。ラムちゃんの飛行音っぽいのも作れます。

どちらも使える、分かりやすい、フリーと三拍子揃ったプラグインです。
ぜひお試しくださいませ。

Aquarium Records::Blog: 音源
音源もよろしくね!

投稿者 CHEEBOW : 18:44 | [ DTM ]

2007年4月 3日

Aquarium RecordsにてVSTの公開始めました

僕が主宰しているインディーズレーベルもどきAquarium Recordsにて、Photonic SphereのMAT(ΘωΘ)くんが作成したVSTソフトシンセ(VSTi)の公開を始めました。

vst_chime.jpg

今回は、キラキラサウンドが楽しい、ベル音源です。

CHEEBOW氏監修、MAT制作によるVSTインストゥルメント第一弾。パラメータを最小限に抑え、チャイム、ベルの音に特化したFM音源VSTi「Chime」です。

今後は、ソフトシンセや、エフェクトを公開していく予定です。
チェックしてくださいねー。

あ、もちろん、音楽も続々公開予定なので、そちらもよろしくです。

投稿者 CHEEBOW : 21:33 | [ DTM ]

2007年3月15日

よく使う10のソフトシンセ

最近すっかりハード音源は使わなくなり、ほとんどの曲作りをソフトシンセで行うようになりました。
いや、もう、素晴らしい時代!
で、ソフトシンセなんてものはものすごくたくさんの種類があって、みんな色々使っていると思うんです。
どんなソフトシンセを使って曲作りしてるんだろう、ってのは非常に興味があるところです。
僕が興味があるってことは他の人も興味があるに違いないってことで、僕の環境を書いてみるのも意味のあることなんじゃないかと思って、こんなエントリを書いてみてます。

僕がよく使うソフトシンセを10個に絞ってみました。
なんか、10個に絞るのって最近のはやりみたいなので(笑)。

Hypersonic 2

HYPERSONIC 2
HYPERSONIC 2
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まず、これ。
僕のほとんどの曲はこれで出来ています。
ソフトとして非常に軽いのと、音色の呼び出しが高速なので、ひらめきをすぐに形に出来るのがお気に入りです。
音が軽いとか言う人もいますが、最終的に音はパラに録音してオーディオにしてから、コンプかけたりEQ処理したりするので、全然気になりません。
あと、僕の曲には非常に合った音が多いのもうれしいところ。

SampleTank2XL

SampleTank 2 L
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生っぽい音が欲しいって時にこれを使います。
音色の呼び出しとかちょっと遅いのが残念ですが、生音系はほんといい音がそろってます。
特に、ベースとかストリングスが素敵で、スローな曲の時にはぐっと雰囲気を出してくれます。

Virtual Guitarist 2

VIRTUAL GUITARIST 2/R 通常版
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僕はギターが弾けないので、曲にギターを入れたい時に困ってしまいます。
ギタリストのお友達に頼む時もありますが、軽くバッキングを入れたいときなんかはこれで十分。
特にアルペジオとか重宝します。
フレットノイズが本物っぽいです。
フレーズもある程度組み替えできるので、結構応用範囲は広い感じです。

Embracer

Cubase付属のソフトシンセなんだけど、音の広がりがとっても素敵なパット音源です。
全体的に、音を支えてくれる力強さもあり、よく使います。
パットと言えば、Embracerって感じでよく使ってます。

PlugSound

1万円強という値段の割に、とっても使える音源シリーズの一枚。
このドラム集は、とにかくバリエーションが豊かで、音の迫力もあります。
欲を言えばもっと生っぽい音がたくさんあるといいなぁ。

Synth1

フリーウェアなのに、ものすごく使えるソフトシンセです。
シーケンスとか、SEによく使ってます。
非常に分かりやすいパラメータなので、積極的に音作りをしてます。

discoDSP Discovery

ぶりぶりしたアナログシンセの音が魅力的。
特にリードの迫力がすごい。
ただ、あまりに音が太すぎて、僕の曲だと持て余してしまい、EQで逆に音を細らせたりして使ってます。

KORG Legacy Collection - DIGITAL EDITION

名機KORG M1のソフトシンセ版。
昔あこがれだった新鮮なのです。
拡張カードの音もすべて網羅していて、これがあれば本物のM1はいらないんじゃないかってくらい。
特徴的なピアノの音はもちろん、80年代な音が欲しい時に便利。

a1

Cubaseに付属の、ちょっと古めの音源。
構成がシンプルなので、単純なシーケンスの音とかによく使います。
単純な割に、結構奥が深くて面白いシンセだと思います。

VSampler3

サンプラーです。
僕はあまりサンプラーに音を取り込んで使うってことをしないのですが、ワンショットの効果音なんかを、鍵盤にだだだっと並べて使っています。
ほんとは、ものすごく高機能なんだけど、使いこなせてません……。

投稿者 CHEEBOW : 23:11 | [ DTM ]

2006年10月30日

DAWに特化したLinux環境

CDをブートするだけでLinuxのDAW*1環境が手に入ります。 簡単に言うとPCがすっげーMTRになったり、DJミックスできたり、CDマスタリングしてキューシート書き出したり、ポッドキャストやストリーミングでラジオ作ったりできるってこと。

KNOPPIXをベースにした、DAWに必要なソフトがすぐに使えるLinux環境です。
これ、いいかも!

起動時にrealtime-lsmカーネルモジュールが組み込まれるので、起動してすぐにjackdがリアルタイムで使えます。

とあって、realtime-lsmカーネルモジュールもjackdもどういうものかよく分からないんだけど、どうやらレイテンシを軽減するみたいなので、つまりはASIO使うのと同じようなことができるのかも。
素晴らしい。

僕が音楽をやっていてその悩みのひとつが、ボーカルの歌入れ環境の構築が大変ってことがあるのです。
曲を作ってアレンジをして、ボーカルの歌いれとなるわけですが、ボーカルの人が必ずしも近くに住んでるとは限らないわけで、ボーカルの人の自宅で歌ってもらったのをメールなりCD-Rを郵送してもらうなりして、僕に送ってもらって、それをミックスするって感じになることが多いです。
だけど、機材をそろえてソフトを揃えてー、という流れは、特に女性ボーカルには難しい! と思う人が多いみたいで、なかなか環境構築がうまくいきません。
でも、これなら、とりあえず、ソフトは手に入るし、レイテンシも無く録音できるなら、仮歌レベルならオッケーかも。
もちろん、ソフトの使い勝手がどうなのかは使って判断してみないと分からないですけど。

あと、Podcastingを始めたい人にもいいかもですよね。
一通りソフトが入っているというのは楽チンです。

今後の発展が楽しみです。

投稿者 CHEEBOW : 12:42 | [ DTM ]

2006年8月 7日

素敵なリミッタ・プラグイン

ミックスして、マスタリングして、できた曲をiPodで聴いてみる。

音圧低ッ!

もちろん、ミックス段階で失敗しているような気もするし、そもそもアレンジの段階で注意すれば音圧は稼げるのだよ、なーんてことが雑誌とかには書いてあったりしますが、素人の悲しさで、そんなに難しいことできないよう。でも、音圧は稼ぎたいんだよう。という「とりあえず手っ取りばやく音圧」ってな気持ちがあったりするのも事実。

高価なソフトやプラグインは買えないしなーと思っていたら、いいもん見つけました。

LT1.gif

buzzroomにある、LT1!

BuzComp LT1
- Transparent Brickwall Limiter | Maximizer -

とっても自然な感じでだけどがっつり音圧が稼げます。
素敵ー。
しかも、LT1だけでなく、

BuzComp LT1
- Transparent Brickwall Limiter | Maximizer -

BuzComp CP1
- Transparent Compressor | Limiter | Expander + Maximizer -

BuzComp CP2
- Linear-Phase 2Band Transparent Compressor | Limiter | Expander + Maximizer -

BuzComp CP3
- Linear-Phase 3Band Transparent Compressor | Limiter | Expander + Maximizer -

BuzComp CP4
- Linear-Phase 4Band Transparent Compressor | Limiter | Expander + Maximizer -

BuzComp CP5
- Linear-Phase 5Band Transparent Compressor | Limiter | Expander + Maximizer -

これだけ、入って、

49.0 USD

ま、こんなにバンド数が違うコンプレッサがいるのかは疑問ですがー。
個人的には、LT1とCP4だけでも十分元が取れちゃう感じ。

デモ版もあるので、とりあえず試してみると良いかもです。
お金もない、技術もない、根性もない、僕のようなへたれDAWerにはマストアイテムです。

投稿者 CHEEBOW : 11:30 | [ DTM ]

2005年10月 4日

あのKORG M1がソフトシンセに!

m1.gif

KORG Legacy Collection - DIGITAL EDITION|KORG INC.

あの名機KORG M1がソフトシンセになって帰って来ました!
しかも、19,950円! 2万円を切る値段で、あのM1が、しかも拡張カード分の音色も全部乗っけて、その上、WAVESTATIONと各種VSTエフェクターまで! まさにてんこ盛り!

昨日、入手して、家に帰ってさっそく、インストールッ!

で、ひきまくって見ましたよ。
しかし、M1だけでもその音色数約2,700っていうんだから、いくら時間があっても足りませんよ。
M1ピアノの音が素晴らしいのは言わずもがな。他の音も、今になったら相当チープに感じるんじゃないかと思っていたけど、杞憂、杞憂!
全然、今でも通用しますよ。てか、この音好きだなぁ。
暖かくて、力強い。
もう、これ、マストですよ! マスト!
一家にひとつ欲しい、そんなソフトシンセですよ。
買ってよかった。こんなに物を買って満足したのひさしぶりだー。

Legacy Collection DIGITAL EDITION 10月3日発売予定

Legacy Collection DIGITAL EDITION 10月3日発売予定

……って、ここ15,200円で売ってるし!
安すぎッ!

投稿者 CHEEBOW : 13:22 | [ DTM ]

2005年4月22日

楽譜作成ソフトが無償で使える

Finale NotePadは、世界中でもっともポピュラーな楽譜作成ソフトウェアであるFinaleシリーズの、まさに入門版と呼ぶべきソフトウェアです。無償ダウンロードにて提供させていただいていますので、コンピュータで楽譜を作成する楽しさをぜひご自身で体感してください。

うわ。大盤振る舞い。
入門用としては、十分の機能を持っているし、DTM入門者の方も、バンドとかやってる方も、とりあえず試してみちゃうと良いんじゃないかな。
無償で、Windows用、MacOSX用があります。

投稿者 CHEEBOW : 16:47 | [ DTM ]